ライブハウスに出演するまでの流れは、**「資料を用意する → 会場に問い合わせる → 日程とイベントが決まる → 当日リハーサルと本番」**の4段階で整理できます。どの段階でも、会場の公式サイトにある「出演希望」「ブッキング」の案内がいちばん確かな情報源です。
以下はライブハウスで一般的に見られる流れをまとめたものです。条件や手順は会場・イベントごとに異なるため、実際に申し込むときは各会場の案内を確認してください。
ブッキングとは — 出演者と日程を組み合わせる仕事
ライブハウスの「ブッキング」は、ある日のイベントにどの出演者を何組、どの順番で並べるかを決める仕事を指すことが多いとされています。会場のスタッフが担当する場合もあれば、外部の主催者やイベンターが日程ごと会場を借りて出演者を集める場合もあります。
出演のしかたは、大きく次の3つに分けて考えると比べやすくなります。
| 出演のかたち | 誰がイベントを組むか | 出演者から見た入口 |
|---|---|---|
| 会場ブッキング | 会場のブッキング担当 | 会場の出演希望窓口に応募する |
| 企画イベントへの出演 | 外部の主催者・他のバンド | 主催者から声がかかる・自分から相談する |
| 自主企画 | 出演者自身 | 会場の日程を借りて、共演者も自分で集める |
最初は会場ブッキングから始め、共演者とのつながりができてから企画イベントや自主企画へ広げていく、という順番で語られることが多いようです。
問い合わせの前に用意するもの
多くの会場では、出演希望を受け付けるときに音源と簡単なプロフィールを求めています。あらかじめ次のようなものをまとめておくと、どの会場に送るときも使い回せます。
- 音源:2〜3曲程度。配信サービスや動画のURLで受け付ける会場もあります
- プロフィール:名前・編成・活動歴・過去の出演履歴など
- ライブ映像:あれば、ステージでの雰囲気が伝わりやすくなります
- 希望時期と連絡先:返信を受け取れるメールアドレスや担当者名
音源がまだ少ない段階なら、スタジオで一発録りした音源から始める方法もあります。スタジオの選びかたは渋谷のバンド練習スタジオの探しかたにまとめています。
出演条件で比べておきたい項目
会場やイベントによって、出演にかかる条件はさまざまです。比べるときは、次の項目を並べて見ておくと違いがつかみやすくなります。
| 項目 | 確認したいこと |
|---|---|
| チケットの扱い | 出演者が売る枚数の目安(いわゆる「ノルマ」)があるか、あればその枚数と精算方法 |
| チャージバック | 売れたチケットの一部が出演者に戻る仕組みがあるか |
| 持ち時間 | 1組あたりの演奏時間と転換時間 |
| 機材 | 会場に備え付けのアンプ・ドラムセットで足りるか、持ち込みが必要か |
| リハーサル | 当日のリハーサルの有無と、入り時間 |
チケットの売りかたの仕組みは、会場ごとの考えかたが表れる部分です。条件を事前に確かめておけば、自分たちの集客の見込みに合った会場やイベントを選ぶ判断材料になります。会場の規模感は渋谷のライブハウスのキャパを並べるの表が目安になります。
当日の流れ — 入り時間からリハーサル、本番まで
出演が決まると、会場から当日のタイムテーブルが届くのが一般的です。当日はおおむね次の順番で進みます。
- 入り時間:出演者が会場に到着する時刻。機材の搬入もここから始まります
- リハーサル:音の確認をする時間。出演順とは逆の順番で行う「逆リハ」の形がよく見られるとされています
- 開場・開演:お客さんが入り、イベントが始まります
- 本番と転換:持ち時間で演奏し、次の出演者のために機材を入れ替えます
- 精算:終演後にチケットの精算をする会場もあります
事前に「ステージ図(セッティング図)」の提出を求められることもあります。楽器の位置やマイクの本数を書いておくと、リハーサルが短い時間でも音作りが進めやすくなります。会場の場所や最寄りの動線は渋谷のライブハウスはどこにあるかで確認できます。